がんばれ神戸 阪神大震災救援

京などから雛人形15組 避難所に子らの歓声

(新聞記事より)阪神大震災の被災地の子供たちにひと足早い雛(ひな)祭りをと、京都市左京区の畑本誠さんら市内の奉仕団体「ウィング・ワイズメンズクラブ」を中心とするメンバー13人が12日、京都や大阪の人たちから提供された蜷人形を神戸市、西宮市、芦屋市、淡路島の計14か所の避難所に飾り付けた。

この飾り付けはメンバーの一人が「長く非難生活をしている人たちの精神的な緊張を少しでも和らげてあげたい」と、雛人形の提供を本誌の「がんばれ神戸」の記事を通じて呼びかけたところ、京都府内や高槻市などから15組の平飾りや壇飾りの人形が次々と送られてきて実現した。

この日メンバーらは車6台で雛人形を現地まで運び、3グループに分かれて各避難所入り口などに飾りつけた。神戸市中央区の二宮小では、避難所で生活する子供だちが「わぁー、きれいなお雛様」と、うれしそうな声を上げて駆け寄り、久しぶりの笑顔を浮かべて雛人形を手にしていた。

メンバーの一人は「皆さんがこんなに喜んでくれるとは。物質的な支援とともに、精神的な支えも必要だと実感しました」と話していた。

ウィング・ワイズメンズクラブ

1995年2月16日

京などから雛人形15組 避難所に子らの歓声 阪神大震災 心に傷を負った子ども支援へ 京都府内や高槻市などから15組の平飾りや壇飾りの人形が次々と送られてきて実現