きょうから始まる温CO知新プロジェクト

戦争の悲惨さ 次世代に 「語り継ぐ戦争と平和への祈り」

若い世代や後世に戦争の悲惨さを語り継ぐため、戦争経験世代から貴重な体験や記憶に残る話を聞こう。京都を中心とした有志らが、8月15日に「語り継ぐ戦争と平和への祈り」の集いを京都市勧業館「みやこめっせ」(左京区)で開くことを企画し、そのための戦争体験談を全国から募集している。

主催は「きょうから始まる温CO知新プロジェクト」実行委員会。発起人で経済人クラブ代表世話人の畑本久仁江さんと、同支社大や竜谷大など京都府内の大学生らが中心となり、プロジェクトを組織、今年1月末に発足した。10~30代の第3世代が、第1世代(70代以上)と第2世代(40~60代)との対話を通じてさまざまな角度や視点から平和を学んでいく。

きっかけは、畑本さんの子供が湾岸戦争をテレビで見て「かっこええね」と発言し、がくぜんとしたことだった。畑本さんは怒りさえ覚え、子供らに伝えていないことを反省したという。同委員会の第1世代代表で茶道裏千家大宗匠、千玄室氏(86)の戦争体験の公園を聴いたことも後押し。企画へ結び付けた。

「戦争の悲惨さを若い世代、次世代へつなげる仕組みを作りたい」と畑本さん。6月末まで、体験談を集いで語ってくれる人や、手紙などの資料を提供(貸し出し)してくれる人を募集。またはメンバーが自宅などを訪ねて聞き取りなどを行う。第3世代代表で、同志社大政策学部講師の杉岡秀紀さんは「われわれの世代はテレビの中か、教科書の中の出来事になっている。あの時代があって今日がある。私たちは知る義務があると思う」と話している。

きょうから始まる温CO知新プロジェクト

2010年4月6日

戦争の悲惨さ 次世代に 「語り継ぐ戦争と平和への祈り