第19回京都府新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開催されました
7月8日午後、第19回京都府新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開催され、これまでの基準の検証と新しい基準について確認いたしました。
概要報告がありましたので共有させて頂きます。
◆本部会議のポイント◆
□最近の府内感染者の状況
○広範囲で感染者が見られる状況にはない。
⇒地域別感染者割合は京都市内が69%、府保健所別では山城北が61%
○6月中旬以降は、10代~30代の若者層が72%を占め、軽症者が多い。
○医療検査体制は、この間着実に拡充してきている。
⇒病床数は入院患者ピーク時の186床から431床を確保
PCRの1日当たり検査能力数は、新規陽性者ピーク時260検体から550検体へ倍増余
□現行の行動自粛の再要請基準の評価
○新規陽性者数の前週増加比は、新規陽性者が少ないにも関わらず第1派のピーク時と同水準まで上昇している。
○PCR検査陽性率は現行基準が7%であるが、3%程度で推移するとともに、検査対応件数が大幅に拡充できている。唾液や抗原検査も始まった。
○以上の点から、この二つの指標については必ずしも必要ではないのではないか。
□最近の感染者の状況を踏まえ、現行の行動自粛の再要請基準を見直し
○新基準の区分は、「注意喚起」「警戒」「特別警戒」の3段階とする。
(現行は、「緩和判断」「注意喚起」「行動自粛の再要請」の3段階)
○新基準の指標は、①新規陽性者数、②感染経路不明者数、③重症者病床使用率とする。
(現行基準から、新規陽性者の前週増加比と PCR 検査陽性率を外す)
○あわせて、指標の数値についても一部見直しを実施。
▼詳細はこちらでご覧いただけます。
第19回 京都府新型コロナウイルス感染症対策本部会議pdf
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